日本国憲法第73条「内閣の職務」について勉強・解説します!【分かりやすく勉強】

2020.06.27社会73条,勉強,憲法,日本国憲法,自己啓発

日本国憲法第73条「内閣の職務」について勉強・解説します!【分かりやすく勉強】
「はいさい。ぐすーよー。ちゅーうがなびら。」(こんにちは、皆さんご機嫌いかがですか?)
ようこそヒケナンブログへ♪

一部の方に好評?な、日本国憲法全103条を勉強していこうシリーズです!

今回は日本国憲法第73条「内閣の職務」について勉強・解説していきます!できる限り、子供や小学生、中学生にも分かるように解説していきたいと思います。

憲法って何?法律との違いなどが知りたい方はこちらの記事をどうぞ

※一般人による説明なので、間違いがあるかもしれません。もし間違いがあった場合は丁重にお詫びさせていただきます。またコメントなどでご指摘していただくととても嬉しいです。


日本国憲法第73条を簡単に解説

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ヒケナン一家
第73条は内閣の職務について書かれてるよ!
内閣は行政の仕事をするからいろいろやってるけど、第73条はその中でも大切な仕事を書いているよ。だから、第73条にかかれていることだけやれば良いわけじゃないからね!

日本国憲法第73条の条文

第73条の条文は次の通りです。

第73条

内閣は、他の一般行政事務の外、左の事務を行ふ。※原文は縦書き
一.法律を誠実に執行し、国務を総理すること。
二.外交関係を処理すること。
三.条約を締結すること。但し、事前に、時宜によつては事後に、国会の承認を経ることを必要とする。
四.法律の定める基準に従ひ、官吏に関する事務を掌理すること。
五.予算を作成して国会に提出すること。
六.この憲法及び法律の規定を実施するために、政令を制定すること。但し、政令には、特にその法律の委任がある場合を除いては、罰則を設けることができない。
七.大赦、特赦、減刑、刑の執行の免除及び復権を決定すること。


第73条の解説

この第73条では次のポイントについて説明していきます。

  1. 内閣の行政に関する代表的な職務を規定

内閣の行政に関する代表的な職務を規定

第73条では、内閣の代表的な職務が列挙されています。代表的な職務なので、内閣は他にも職務を行っていますので、勘違いされないようにしましょう!

それでは、各項目について詳細を確認していきましょう!

法律を誠実に執行し、国務を総理すること

こちらは、国会が制定する法律を内閣は誠実に執行することを定めています。ここで大事なことは、例え内閣にとって納得いかないような法律でも誠実に執行することです。国会で制定されたものは国民の代表者による制定ですからね!

また、万が一憲法に違反するような法律でも、最高裁判所による違憲判決が出ない限りは執行を拒否することは出来ません

法律が憲法に違反しているかどうかは最高裁判所が判断する!

外交関係を処理すること

主に外国との交渉や、国際社会に対しての活動などです。

条約を締結すること。但し、事前に、時宜によつては事後に、国会の承認を経ることを必要とする

外交の中で、二国間、もしくは多国間との間に条約(約束)を締結することがあります。

条約の締結には国会の承認が必要です。そのため、当条文では「事前に、時宜によつては事後に国会の承認を経る」と規定されています。

しかし、万が一条約を締結した後に国会の承認を得られない、ということが起きると大変困るため、事前に国会の承認を得て締結することが一般的です。

条約の承認では衆議院の優越が認められています

法律の定める基準に従ひ、官吏に関する事務を掌理すること

官吏とは、国家公務員です。

国家公務員を「法律の定める基準」に従って管理します。ここでいう法律とは国家公務員法のことです。

予算を作成して国会に提出すること

内閣が行政を行い国を運営していくためには、お金が必要ですよね。

日本国憲法第86条では、予算を作成する権利は内閣にあると定めています。ただし、作成した予算案は国会の議決を得なければ決定しません

また、決定した予算を行使する場合も、日本国憲法83条により国会の議決に基づく必要があります。

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ヒケナン一家
国の予算は国民から徴収した税金だから、決める時も使う時も国民の代表である国会の承認が必要なんだよね!

この憲法及び法律の規定を実施するために、政令を制定すること。但し、政令には、特にその法律の委任がある場合を除いては、罰則を設けることができない

政令とは「内閣によって制定される命令」です。あくまでも命令であり、法律ではありません

国会が唯一の立法機関です!

そのため、命令は「憲法や法律を遵守するため」に制定するのが原則です。罰則を設けることが出来ないのも、そのためです。

しかし、法律が委任している場合は例外です。罰則を設けることも出来ます。

ただし、当然ですが憲法に違反してはいけません。これは法律でも政令でも同じです。

大赦、特赦、減刑、刑の執行の免除及び復権を決定すること

犯罪者へ刑罰を与えるのも行政権の一つですが、その刑罰を軽減、または消滅させることが出来ます。いわゆる恩赦と言われるものです。

一番最近ですと、令和天皇が即位されたことに対する恩赦が実施されています。


最後に

いかがでしょうか。

第73条は内閣の職務に関する条文でございました。

次回は日本国憲法第74条「法律・政令への内閣総理大臣・国務大臣の署名」について楽しく勉強し学び・子供にもわかりやすく解説します!

乞うご期待!

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