兵庫県西宮市で高齢者が運転する乗用車が園児の列に突っ込む!

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2019年6月13日に、また高齢者による悲惨な事故が起きてしまいました。
69歳の女性が運転する車が園児の列に突っ込みました。
同じようなケースでは記憶に新しい"滋賀県大津市の園児死傷事故"が起きています。
なぜ、大津市のような悲惨な事故が起きたにも関わらず、同じような事故が起こるのでしょうか。
私は個人的見解として、高齢者の運転は危険だと感じています。
事故の概要
2019年(平成31年)6月13日午前9時55分ごろ、兵庫県西宮市樋之池町の市道で、近くの「のぞみ夢保育園」の園児の列に乗用車が突っ込みました。
この事故で6歳の女児が肩の骨を折る大怪我、5歳の女児は軽傷を負いましたが、幸いにも命に別状はなかったようです。
兵庫県警は、車を運転していた無職上田理恵子容疑者(69)を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで現行犯逮捕しています。
県警によると車道を走っていた上田理恵子容疑者が運転する乗用車が、反対車線側にある「宮本レディースクリニック」の駐車場に右折で入ろうとした際に、散歩のため歩道を歩いていた園児に接触したということです。
この時、現場には怪我をした女児を含む園児17人と引率の大人2人の計19人で散歩をしていました。
事故現場のGoogleMapです。
事故現場のストリートビュー
事故の原因
あくまで私の見解ですが、身体的老化からくる見落としだと考えています。
警察の取り調べに対し、上田理恵子容疑者は「忘れ物をしたのに気がつき、駐車場でUターンしようとした」と話しているとのことです。
ストリートビューで確認すると、この通りは住宅街の中にある片側1車線で、かつそこまで広いとは言えない道路です。制限速度も40㎞でそこまでスピードが出ないと推測されます。
にもかかわらず、反対側の歩道を歩く園児17人と引率の大人2人に気づかないというのは、通常考えられないです。
右折する際は対向車はもちろん、横断歩道や歩道を横切るのであれば歩行者に注意するのが鉄則です。それが出来ないようでは、運転してはいけないと考えています。
高齢者特有の運転に対する異常なまでの過信
こちらの記事でもご紹介していますが、高齢者になればなるほど、なぜか運転に自信を持つ方が多くなります。
上田理恵子容疑者も過信があったのではないでしょうか。
確かにこれまで運転してきて事故が一度もなかった、という高齢者の方もいるかと思います。しかし、それは本当に自分の運転が上手かったからでしょうか?
実は周りのドライバーに助けられてのことではないでしょうか。
運転の上手い・下手は自分で決めることではありません。客観的に自分の運転を見れない人は「運転には向かない」と私は考えます。
最後に
いかがでしょうか。
最近、政府がようやく75歳以上の高齢ドライバー向けに新運転免許創設の検討をしているとニュースがありました。
「75歳以上が対象で、衝突やアクセル・ブレーキの踏み間違いなどの危険を察知した際に自動的にブレーキをかける、といった安全機能がついた車種のみ運転できるようにする」というものです。
ただ、義務化ではなく選択制にする、ということです。それは意味があるのでしょうか。
私は「65歳以上は運転できない」と年齢によって一律にすべきだと考えています。18歳未満という下限があるなら、65歳以上という上限があってもいいはずです。
どうか、これ以上悲しい事故を出さないためにも、早急な対策を願っています。

沖縄生まれ、沖縄育ちの純うちなーんちゅの30代男性会社員、二児の父です。
沖縄に関することや体験談、私や家族が気になったことなどをブログで発信しています。