沖縄では路上寝による死亡が5年で12人、事故割合は全国の5倍です!!
ようこそヒケナンブログへ♪
皆さん、お酒は好きですか?
私はとっても大好きです!毎晩のように晩酌をしています!
身体のためには控えなきゃな~とは思ってても、やっぱり飲んでしまうのがお酒の悪い(ある意味良い?)ところなんでしょうね笑
しかし、今回はお酒にまつわるちょっと怖い話題を取り上げたいと思います!
こちらの記事をご覧いただき、ぜひ皆さん注意していただきたいです!
路上寝での事故について
皆さんは居酒屋やビーチーパーティーで飲み過ぎたことはありませんか?
私も若いころは朝方まで飲んだことも多々あり、誰かに介抱されながら帰った苦い記憶があります(苦笑)
しかし、外で飲んだ時に気を付けないといけないのが、泥酔状態で路上に寝てしまうことです!
実は沖縄では、この泥酔状態、または急病のため路上に寝てしまい車に轢かれてしまう事故が全国に比べてものすごい多いのです!
沖縄県警によると、2014年から2018年の5年間で88件も路上に寝て車に轢かれてしまう事故が発生し、そのうち死亡につながる事故は全体の約13%、12件起きています。
この事故は、全ての交通人身事故に占める割合としては全国水準の5倍近くもあります!
路上に寝てしまう原因の大半がお酒の飲み過ぎによるもので、例年、屋外での活動が増える6月ごろから、路上で寝ている人に関する通報が増加する傾向があるということです。
路上寝での事故の詳細
沖縄県警の統計によりますと、2014年から2018年までの全人身事故に占める路上寝に関連する事故の割合は全国平均が0.07%に対し、沖縄は0.33%と約5倍の事故が発生しています。
また、全交通死亡事故に占める路上寝に関連する事故の割合も沖縄は全国の約3倍発生しています。
その理由として、沖縄県警では、以下の2項目が考えられると分析しています。
- 地域の催しなど屋外で飲酒する機会が多い
催しもあると思いますが、模合(もあい)で月に1回以上は外で飲む方も多いのではないでしょうか? - 過剰な飲酒の習慣がある人が多い
これはもはや沖縄の県民性と言ってもいいでしょう笑
このことに関しては誇りを持っていいと思います!ただ、飲み過ぎはダメですよ?笑
2014年から2018年の5年間の路上寝に関する事故88件の内訳として、死亡事故が12件(約13%)、重傷事故が33件(約37.5%)となっており、軽傷事故43件(約49%)を上回っています。
これは、被害者が路上に寝ているため見えづらい、もしくは全く見えない状態であることから運転手の発見が遅れるために重症化する傾向がある、と言えます。
そして、2018年に警察に寄せられた路上寝に関連する通報は7、080件とかなり多いです。この路上寝に関連する通報が1日の通報の約3割を占める日もあるとのことで、警察の業務負担も大きいです。
行政や関係機関などが注意喚起を行ってはいますが、2018年から過去5年間、通報件数は約7、000件を横ばいで推移している状況です。
事故以外の怖さも
路上で寝ることは、交通事故以外にも別の面で怖いことがあります。
それは窃盗です!
少し前のデータで申し訳ないですが、2016年の路上に寝ている人を狙った窃盗被害の認知件数は89件となっています。
これはあくまでも”認知件数”です。通報が7、000件ほどあるので実態はもっと被害に遭ってる方が多いと予想されます。
ちなみに私の知り合いも、泥酔のため路上で寝てしまったところ、その日に頂いたひと月分の給料をまるまる盗まれて、すごいブチぎれたと話していました。今では笑い話ですが、当時は腸が煮えくり返る気持ちだったしょうね笑
最後に
いかがでしょうか。
沖縄は長い夏が始まり、お酒を外で飲む機会が多くなるシーズンを迎えます。
お酒を飲みながらワイワイ語るのは非常に楽しいのですが、路上で寝てしまうほど泥酔しないようにペース配分に気を付けながら飲みましょうね!
もし仲間内で泥酔してる人がいましたら、責任をもって家まで送り届けられるよう出来る範囲で行動しましょう!
また、路上で寝ている人を見かけたら、迷わず警察に通報して悲惨な事故を未然に防ぐように協力しましょうね♪
沖縄生まれ、沖縄育ちの純うちなーんちゅの30代男性会社員、二児の父です。
沖縄に関することや体験談、私や家族が気になったことなどをブログで発信しています。