「本州」「四国」「九州」の名前の由来について調べてみた!
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皆さんは「本州」「四国」「九州」について、もちろんご存知ですよね?
そうです、日本を構成する島の名前です。
ところで名前はご存知の方も多いですが、その由来まで分かる方はなかなかいないのではないでしょうか?
そこで、今回は「本州」「四国」「九州」の名前の由来について調べてみました!
※興味のある方は、ぜひ下記関連記事もご覧くださいませ。
「本州」「四国」「九州」の名前の由来
さっそく、各島の名前の由来についてみていきましょう!
「本州」
本州の由来は、とても分かりやすくシンプルです!
日本の主要な島であること
これが本州の由来です。確かに本州は大きいですよね!
世界の島の中で面積は第7位、人口については第2位です。人口は世界でも有数の都市である東京や大阪がありますからね!
また、地質学や考古学などでは本州島という名称も使用されているようです。
この、本州ですが34の地方公共団体(1都2府31県)があります。日本の首都である東京や、大阪、名古屋など殆どの都市が本州にありますね!
ちなみに、世界の島で最大の面積を有する島は「グリーンランド」で、日本の面積の約6倍です。人口は「ジャワ島」で約1億3千万の人々が暮らしています。(本州は約1億4百万人)
あと、昔の呼び名で「秋津島(あきつしま)」・「秋津洲(あきづしま)」という名称があったようです。
「四国」
四国の由来は言わなくてもお分かりかもしれません笑
四つの県(国)があるから
はい、皆さんの予想通りと思われます笑
四国は日本を構成する島の中で一番小さく、世界的に見ても面積は第50位、人口は第24位です。
ちなみに、この四国ですが廃藩置県前は「土佐国(高知)」「讃岐国(香川)」「阿波国(徳島)」「伊予国(愛媛)」と、現在と同様に4つの国(県)がありました。それが廃藩置県ですんなり現在の4つの県になったかというと、そうではないようです!
詳細は割愛しますが、一時期は愛媛県と高知県の2県のみだった時期もあったようです!
紆余曲折を経て、今の4県に落ち着きました。
あと、この四国も昔の呼び名で「伊予之二名島(いよのふたなのしま)」・「伊予二名洲(いよのふたなのしま)」という名称があったようです。
「九州」
九州の由来も、四国と似ています。
九つの県(国)があるから
あれ?でも、今は7県しかないですよね?
福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、熊本県、宮崎県、鹿児島県の7県が「九州」として定義されています。
※沖縄が九州に入らない理由は、下記記事にて取り上げています。よかったらご覧ください!
九州の由来は令制国が関係しています。令制国とは、簡潔に言いますと日本の地方行政区分のことで、飛鳥時代から明治時代初期まで日本の地理的区分の基本単位でした。
その時は、以下の九つの国(州)がありました。
- 筑前国(ちくぜんのくに) 別名「筑州(ちくしゅう)
- 筑後国(ちくごのくに) 別名「筑州(ちくしゅう)」
- 肥前国(ひぜんのくに) 「肥州(ひしゅう)」
- 肥後国(ひごのくに) 「肥州(ひしゅう)」
- 豊前国(ぶぜんのくに) 「豊州(ほうしゅう)」
- 豊後国(ぶんごのくに) 「豊州(ほうしゅう)」
- 日向国(ひゅうがのくに) 「日州(にっしゅう)」
- 大隅国(おおすみのくに) 「隅州(ぐうしゅう)」
- 薩摩国(さつまのくに) 「薩州(さっしゅう)」
このため「九州」と呼ばれたようです。ちなみに「九国(きゅうこく、くこく)」とも呼ばれていたようです。
その後、廃藩置県を経て現在の7県となりましたが、この「九州」はそのまま残ったというわけです!
最後に
いかがでしょうか。
「本州」「四国」「九州」の由来について、少しはお分かりいただけたと思います!
今度子供に聞かれても、ドヤ顔で教えます笑
「北海道」については、また別の機会にご紹介したいと思います!
沖縄生まれ、沖縄育ちの純うちなーんちゅの30代男性会社員、二児の父です。
沖縄に関することや体験談、私や家族が気になったことなどをブログで発信しています。