ロタウイルス感染症とは?登園はいつから?2020年10月から定期接種に!

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皆さんはロタウイルス感染症についてご存知でしょうか?

感染力が非常に高く、乳幼児時期に感染することが多い病気のことです。

現在はこのロタウイルスの予防接種は任意接種のため、各家庭の判断で自費で接種していましたが、2020年10月から定期接種になる予定です!

今回はこのロタウイルスについて、私を含めた乳幼児期である子供がいるご家庭を中心に情報提供したいと思います。


ロタウイルス感染症とは

ロタウイルス感染症とは、急性の胃腸炎を引き起こす感染症のことで乳幼児に多いことが特徴です。

また、他のウイルス性胃腸炎に比べ、下痢や嘔吐の症状が激しくなることが多く、場合によっては入院が必要になることも特徴の一つです。

 

このロタウイルス感染症ですが、大人も感染することがあります。しかし、ほとんどが軽症で済んだり、発症自体に気付かないことすらあるなど、重症化することは非常にまれのようです。

治ったあとの免疫は不完全のため再度感染することもありますが、二度目以降は乳幼児でも重症化することは少ないそうです。

 

このロタウイルス感染症の原因となるロタウイルスは、直径が約1万分の1ミリメートル(100ナノメートル)ほど大きさのウイルスです。

感染者が出す下痢の便(うんこ)1グラムの中には、1,000億から1兆個のロタウイルスが含まれているといわれています。

これは、あのノロウイルスの100万倍ものウイルス量です。ノロウイルスも便の中に含まれるウイルスの量が多いことで有名ですが、そのノロウイルスを上回る量なので、感染力が高いのもうなずけますよね!

とあるデータでは、乳幼児がかかる急性胃腸炎の半分がロタウイルス胃腸炎であるとさえ言われています!そのため、ほとんどの子供が0~5歳までの間に感染すると言われています。


どうやって感染するか

主な感染経路は接触感染です。例えばロタウイルスが付着された食べ物を食べたり、また、感染者の便を触った手が十分に手洗いされてない状態で握手をしたりなどですね。

また、感染者の半分が鼻水や喉の痛みなどの症状があることや単純な感染力強さから、インフルエンザのような飛沫感染の可能性も考えられます。


潜伏期間はどのくらいか

潜伏期間は1~4日程度です。比較的短いため症状がすぐ出るのも特徴の一つですね。


どのような症状か

まず発熱と嘔吐の症状が現れます。そこから24~48時間経過後、水のような下痢(白っぽい便)がくり返し出るようになります。

また、腹痛、腹部の不快感などもみられることがあります。下痢や嘔吐が繰り返されるため、脱水症状が数日間続くことがあります。

さらに合併症として、けいれん、肝機能の異常、急性腎不全、脳症、心筋炎などが起こることがあり、最悪の場合死に至ることもあります。

特に初めての感染では重症化することがあるようなので、意識の低下やけいれん、ぐったりしているなどの症状が現れたら、すぐに近くの病院で受診しましょう!


どのように治療するか

残念ながら、現時点でロタウイルスに対する抗ウイルス薬が無いため、先述の症状(下痢や嘔吐、脱水、発熱など)に対する治療、いわゆる対症療法を行ないながら自然治癒力を高める治療をします。

脱水に対しては水分補給(経口補液や点滴など)を行い、体力を消耗しないよう栄養を補給したり、解熱を行ったりします。

各症状がひどい場合や重症化した場合は入院が必要となります。

ちなみに下痢止め薬(止しゃ薬)は、病気の回復を遅らせることがあるようなので使用しないことが推奨されているようです。

ヒケナン一家
ヒケナン一家
特に乳児は体力が無いから症状に耐えられるか心配ですね><

 


予防するためには

まず感染を広げないようにするために、感染した乳幼児のオムツを適切に処理し、手洗いを徹底することが大事です。

オムツを交換する際は使い捨てのゴム手袋などを使い、便に直接触れないようにします。捨てる場合はポリ袋などにオムツを入れます。

手洗いする際は指輪や時計などは外します。石鹸で30秒以上丁寧にもみ洗いします。

もし衣類が便や嘔吐物で汚れたときは、次亜塩素酸ナトリウム(家庭用塩素系漂白剤)でつけおき消毒した上で、他の衣類とは分けて洗濯します。実はロタウイルスはアルコールなどの消毒薬ではあまり効き目が無いためです。

ただし、ロタウイルスは感染力が非常に強いため、上記のような対策を行っても感染を完全に予防することは困難と言われています。それほど感染力が強いのです。非常にやっかいですね!

そのため、感染しても重症化しないようにロタウイルスワクチンによる予防接種を受けることが大事になります!


ロタウイルスワクチン

非常に感染力が強いロタウイルスですが、日本では2種類のロタウイルスワクチンが承認されており、接種を受けることが出来ます。

どちらのワクチンも経口摂取(ワクチンを口から摂り入れる)となります。


ワクチンの種類

以下の2種類が承認されています。

  • 単価ロタウイルスワクチン
  • 5価ロタウイルスワクチン

2つのワクチンの違いは接種時期と回数です。


接種時期と回数

接種する時期と回数については、それぞれ次の通りです。

単価ロタウイルスワクチン

生後6~24週の間に2回受けます。※推奨は8週

5価ロタウイルスワクチン

生後6~32週の間に3回受けます。※推奨は8週

 

また、ワクチンを接種する際の注意事項があります。

  • 1回目は生後14週6日までに受けることを推奨されています。(15週になると受けれない可能性がある)
  • 接種は4週間以上の間隔を開けないといけないです。(1回目から2回目、2回目から3回目の間隔)
  • 途中でワクチンの種類を変更することは出来ません。

特に15週(4か月くらい)になると受けれなくなる可能性があるので、接種を考えてる親御さんは忘れないようにしていきたいですね!


料金

料金に関しては自治体によって変わってきます。私が調べた限りでは1回1万円前後が相場のようです。

詳しくはお住まいの地域内のロタウイルスワクチンを接種できる病院で確認してみてください。


任意接種から定期接種へ

世界保健機関(WHO)は、このロタウイルスワクチンの定期接種化を推奨していますが、これまでの日本では任意接種となっていました。

しかし!来年10月、つまり2020年10月から定期接種化することが決まりました!料金も原則無料です!

これは非常にありがたいですね!地味に高いですし、料金がネックになって接種をしなかった家庭も少なからずあると思われますので、定期接種化は素晴らしいと思います。


登園はいつから出来るのか

万が一ロタウイルスに感染してしまった場合、登園が出来る目安は何でしょうか。

厚生労働省によると、次のようにガイドラインが定められています。

罹患した場合の登園のめやすは、「嘔吐、下痢等の症状が治まり、普段の食事がとれること」である。ただし、登園を再開した後も、ウイルスは便中に3週間以上排出されることがあるため、排便後やおむつ交換後の手洗いを徹底する。

引用:保育所における感染症対策ガイドライン(2018年3月改訂版)より

このガイドラインに基づいて、受診した医療機関の医師と相談のもと登園するかどうかを判断していきます。

何度も言いますが、ロタウイルスは感染力が非常に高いので登園する際は慎重に判断していきたいですね!


最後に

いかがでしょうか。

ロタウイルスについて、私は恥ずかしながら定期接種のニュースを聞くまで全く知らなかったです。

しっかり予防策をとって、感染しない様に気を付けていきましょうね♪

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