喘息の治療にはステロイド系の吸引薬が主流であることをみんなに教えたい!

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喘息の治療にはステロイド系の吸引薬が主流であることをみんなに教えたい!
「はいさい。ぐすーよー。ちゅーうがなびら。」(こんにちは、皆さんご機嫌いかがですか?)
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私は幼少期から喘息持ちです。

年に1回、もしくは2年に1回くらい発作を起こす軽い程度の喘息ですが、一度発作を起こすと息苦しく病院で治療をしないときついです。

今年に入って喘息の発作が起こったのですが、2回も病院に行ったのになかなか発作が治まらないという、かなり引きずった喘息を患ってしまいました。

そこで、別の呼吸器系の治療で有名な診療所に行ったのですが、すごく早く良くなりました。また、その診療所の先生から喘息の治療について、とても興味深いことを教えてもらいましたので、同じ喘息で悩んでいる方に教えたいと思います。

※あくまでも私が先生から聞いた話ですので、この記事は参考程度にご覧いただき、実際に病院を受診するときは主治医の指示に従って治療を受けてくださいね!


喘息の吸引薬は炎症を抑えるステロイド系が主流

喘息は気道が炎症し、その炎症によって発作がおこり気道が狭くなることで息苦しくなります。

ステロイド系の吸引薬は、その炎症に効く薬です。炎症を抑えることによって、発作を抑え気道が狭くなることを防ぎます。

ステロイドと聞くと副作用が心配されますが、吸引薬であればその心配も少ないようです。

ステロイド系は即効性がないので規則正しく使っていく必要があります。また、吸入した後はうがい、または口をすすぐ必要があります。


これまで主流だった気管支拡張系の吸引薬は危険

ステロイド系の吸入薬が喘息の治療の主流ということを話しましたが、これまで病院で行くと気管支拡張剤としてサルタノールなどの吸引薬を渡された方も多くないでしょうか?

私もよくお世話になっていたのですが、それら気管支拡張剤はもうやめたほうがいいとのことです。

なぜなら、この気管支拡張剤は服用しすぎると心臓に負担がかかるようで、頻脈動悸が激しくなる、また最悪心不全になってしまうなどの副作用があるからです。


心臓に負担がかかる気管支拡張剤

私に話をしてくれた先生によると、特に欧米など比較的身体が大きい人でそういった症例が多いとのことです。一回の吸入量が多いからと話していました。

この気管支拡張剤の吸入は、あくまでも気管支を拡張させるだけなので即効性はありますが、炎症を抑えるわけではないため、1,2時間で効果が切れてしまい、また苦しくなります。

苦しいからまた吸入する、1,2時間で切れる、また吸入する、という悪循環に陥るのです。そして苦しいので決められた回数を超えて吸入しがちです。

酷い人だと1日40回以上も吸入する方がいるようです。それはさすがにやりすぎですよね…


喘息の治療は炎症を抑えることを第一に

気管支拡張剤の吸入薬は副作用が怖いので、炎症を抑えることを第一にすることをお勧めします。

気管支拡張剤も用法を守れば比較的安全だとは思いますが、私は怖いので炎症を抑えることで治したいと思いました。

どうしても気管支拡張剤の即効性に頼りたい場合は、1,2回程度の使用に抑え、それでも発作が起こるようなら使用をやめ、もう一度病院を受診することをお勧めします。


最後に

いかがでしょうか。

今回の喘息の治療で、本当に良い事を聞けたと心から思いました。

まずは喘息にならないよう、日々の健康に気を付け、なってしまった場合でも炎症を抑えることを第一に治療していきたいと思います。

喘息持ちの皆さんも、病院に行った際は、炎症を抑えるステロイド系の話を先生にして、適切な治療を受けてくださいね!

この記事を書いた人:ヒケナン
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沖縄生まれ、沖縄育ちの純うちなーんちゅの30代男性会社員、二児の父です。
沖縄に関することや体験談、私や家族が気になったことなどをブログで発信しています。

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Posted by ヒケナン