急性内斜視が子供や若者に多発中、もう一度急性内斜視をおさらい!

ようこそヒケナンブログへ♪
以前、当ブログでご紹介した「急性内斜視」ですが、どうやら本格的に子供や若者に多発しているようです。
※急性内斜視の紹介記事はこちらからご確認ください。
今回は急性内斜視に関する新たな情報をご紹介します。
急性内斜視についておさらい
まずは急性内斜視について、言葉の意味と症状のおさらいです。
言葉の意味
内斜視の症状が突然発生する病気のことです。
内斜視とは、右眼か左眼どちらかの視線が内側に向かっている状態です。両眼が外に動くことができない場合には、両眼が内側に寄り、顔をどちらかに回して片方の眼で見ています。発症の時期、原因、調節性の有無、斜視角の程度、変動などが分類の基準となっています。
内斜視 ※日本弱視斜視学会より引用
症状
片眼が内側に大きくズレます。また、どちらか一方の眼だけが、ずっと内側に寄るわけではなく、ある時は右眼だけが、ある時は左眼だけが内側に寄るというように、入れ替わることもあるようです。
そのため、両眼の視線が一致せずに、物が二重に見えてしまう「複視」と呼ばれる症状も発生します。この場合遠近感が狂ったり、立体感を捉えたりすることが難しくなります。
急性内斜視とデジタル機器との関係性について
2019年6月14日(金)に日本小児眼科学会と日本弱視斜視学会が、浜松市で開かれる合同学会総会にて急性内斜視の調査結果を発表します。
その発表で「スマートフォンなどの長時間使用が影響している」という可能性を改めて公表するとのことです。
両学会では、2019年1~2月の期間で小児眼科医ら1,083人に「2018年の1年間で5~35歳の急性内斜視の患者を診察した経験があるか」といったアンケートを実施しました。
回答があった371人のうち、40%以上の158人が診察を経験したということです。
またその診察の中で、約80%の122人は「スマートフォンやタブレットなどのデジタル機器の使用が発症に関係したと考えられる患者がいた」と答えています。
しかも、37人は「デジタル機器の使用を止めたら症状が改善した患者がいた」と答えています。
現時点では、急性内斜視とデジタル機器が関係しているという明確な根拠はまだありません。
しかし、このアンケート結果からスマートフォンやタブレットなどのデジタル機器の使用が、急性内斜視に関係していないということはないと考えられます。
急性内斜視の治療
急性内斜視を治療するには、以下の方法があります。
- スマートフォンやタブレットなどのデジタル機器の使用を控える
- プリズム眼鏡をかける
- ボツリヌス毒素を注射する
- 手術
1~3までは「脳や神経に関する病気でない、または遠視でない」場合に行われる治療です。
4の手術に関しては、外科手術で内側に寄っている眼球を無理やり中央に移すため、内部の筋肉を切るようです。
想像しただけで怖いですね。
最後に
いかがでしょうか。
先述のアンケートを実施した日本弱視斜視学会理事長の佐藤美保・浜松医大病院教授は『以前は急性内斜視は珍しい病気であったが、4割近くの医師が患者を診察したことがあったのは驚きで、急性内斜視の若い患者が増えている印象を受ける』といった趣旨の意見を述べています。
スマートフォンはここ数年で爆発的に普及してきました。この普及とともに急性内斜視の若年化も増えてきていると考えられるのではないでしょうか。
今後、両学会は急性内斜視とデジタル機器の因果関係を明らかにするため、今秋をめどに本格調査を始めるとしています。
私もこの急性内斜視については、引き続き情報を収集し当ブログで発信していきます。
大切な子供にはスマートフォンやタブレットなどのデジタル機器の過度な使用を控えていただくことを強くお勧めいたします。

沖縄生まれ、沖縄育ちの純うちなーんちゅの30代男性会社員、二児の父です。
沖縄に関することや体験談、私や家族が気になったことなどをブログで発信しています。

