子供の歯ぎしりが気になる親必見!子供の歯ぎしりの原因について

2021.11.13雑記子供,,歯ぎしり,病気

子供の歯ぎしりが気になる親必見!子供の歯ぎしりの原因について
「はいさい。ぐすーよー。ちゅーうがなびら。」(こんにちは、皆さんご機嫌いかがですか?)
ようこそヒケナンブログへ♪

私の5歳になる息子は、夜寝てるときに歯ぎしりをします!

結構ギシギシ音が鳴りますので、歯やあごに影響がないか非常に心配でした。

この記事をご覧になってる方も、お子さんの歯ぎしりに悩んでいる方が多いと思います。

今回は、子供の歯ぎしりについて取り上げてみたいと思います。


歯ぎしりについて

まずは、歯ぎしりについて、再確認していきましょう!

歯ぎしりとは「歯を擦り合わせたり、過度に歯を噛みしめたりする動作」のことで別名ブラキシズム(口腔内悪習慣)と言われています。

大半が就寝中などの無意識で行われますが、起床中など意識があるときにも行われることがあります。

特に無意識に行っている場合は、自分で気付くことがなかなかできず、一緒に寝ている人などから指摘されるまで”自分は歯ぎしりしていない”と思っている人がほとんどです。

実は歯ぎしり自体は、その歯ぎしりの状況に個人差はありますがほとんどの人が行っています。

歯ぎしりには、以下の3タイプがあります。

  1. グラインディング
    皆さんがイメージする歯ぎしりのタイプで、上と下の歯を擦り合わせる歯ぎしりです。ほとんどの人の歯ぎしりはこのグラインディングタイプの歯ぎしりになります。ギリギリ、ギシギシといった音が聞こえるのが特徴です。
    このグラインディングは無意識に行われる歯ぎしりのため、歯や顎、顎関節などに大きな圧力がかかるので、症状が悪化すると歯や顎に影響が及ぶことがありますよ!
  2. クレンチング
    上と下の歯を強く噛みしめるタイプの歯ぎしりです。いわゆる「歯を食いしばれ~!」ってやつですね笑。グラインディングと違ってこの歯ぎしりは音があまりしないです。
    この歯ぎしりもほとんどが無意識のため、知らない間に歯を削ってしまったり肩こりを感じることもあります。顎のエラの部位に痛みを感じたり、上と下の歯の噛み合わせ面が擦り減っている場合は、このクレンチングの可能性が高いです!
  3. タッピング
    上と下の歯を合わせてカチカチと音を鳴らすタイプの歯ぎしりです。歯をリズミカルに「カチカチ」と合わせるのがこの歯ぎしりの大きな特徴です。ギリギリ、ギシギシといった音が鳴るグラインディングとは音の種類が違うので注意しましょう!
    グラインディングやクレンチングと比べて顎や歯などへの影響は少ないのでまだましなほうではあります。

まずは自分が歯ぎしりをしていないか?しているのであれば、どのタイプでどの程度の歯ぎしりなのかを把握しておきたいですね!

今はいびきなどを録音するアプリもあるので、それを活用して確認してもいいかも!?


子供の歯ぎしり

さて、本題の子供の歯ぎしりですが、基本的には問題ないと思っていただいて大丈夫です!

それは子供の歯ぎしりの理由が「次に生えてくる歯の位置やあごの位置を決めようとする生理現象」だからです!

子供の歯ぎしりは、早ければ生後6か月から中学生くらいまで続くことがあります。グラインディングタイプの歯ぎしりで、音もギシギシ、ギリギリ鳴るので心配になる方も多いですが、生理現象なので大丈夫ですよ!

ただし、歯が必要以上に削れてしまうほど歯ぎしりが強い子どもの場合は、歯ぎしりを止めさせるのではなく、歯ぎしりによる歯の損傷から歯を守るために「ナイトガード」とよばれるマウスピースのようなものを夜間のみ使ってあげるとよいでしょう!

ナイトガード(マウスピース)
ナイトガード(エド日本橋歯科より)

歯ぎしりによる歯の状態が気になる場合は、一度歯医者さんを受診し、ナイトガードの使用を検討しましょうね!

ナイトガードの使用による効果を紹介している歯医者さんがありましたので、ご覧ください。

【エド日本橋歯科】夜間のマウスピース(ナイトガード)の効果:https://edo-dental.jp/column/794/


大人の歯ぎしり

さて、子供の歯ぎしりは問題ないことが分かりましたが、せっかくなので大人の歯ぎしりについても調べてみました!

大人の歯ぎしりはどうでしょうか?残念ながら大人の歯ぎしりは問題があります!子供とは違い、大人の歯ぎしりは生理現象ではないためです。

大人の歯ぎしりは、まだ解明されているわけではありませんが、以下が主な原因ではないかと考えられています。

  1. ストレス
  2. 睡眠障害
  3. 咬み合わせが悪い
  4. 歯並びが悪い
  5. 歯の欠損
  6. 虫歯の進行
  7. 歯を食いしばる癖

特に有力なのがストレスで、卒業や入学、転職などの環境の変化によるストレスなどで歯ぎしりをする人がいると言われています。

睡眠障害や歯並びが悪いといったことも、最終的にはストレスに結び付くのではないでしょうか。


歯ぎしりの治療

先述の通り、歯ぎしりの原因はストレスによるものが大きいため、治療もストレスを取り除くことが望ましいとされています!

その間の対策としては先述の「ナイトガード(マウスピース)」を活用し、歯の消耗等を防ぎつつ、ストレスを解消して歯ぎしりを治療していきます。

また、咬み合わせや歯並びについても可能であれば治していきたいところです!

まずは歯医者さんへ相談に行ってみることが大事ですね!


最後に

いかがでしょうか。

子供の歯ぎしりは、そこまで心配することではないことがお分かりになったかと思います。

ただ、大人の歯ぎしりは要注意ですので、まずは自分が歯ぎしりしてるかどうか、しているならどの程度の歯ぎしりなのかを把握することが大事です!

また、「歯」自体、とても大事なものですので、定期的に歯医者に通ってみてはいかがでしょうか?

歯の損傷から自分が歯ぎしりしていることが分かるかもしれませんよ!

この記事を書いた人:ヒケナン
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沖縄生まれ、沖縄育ちの純うちなーんちゅの30代男性会社員、二児の父です。
沖縄に関することや体験談、私や家族が気になったことなどをブログで発信しています。

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Posted by ヒケナン