【分かりやすく解説】日本国憲法第71条「内閣総辞職後の内閣の職務」について勉強・解説します!

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一部の方に好評?な、日本国憲法全103条を勉強していこうシリーズです!
今回は日本国憲法第71条「内閣総辞職後の内閣の職務」について勉強・解説していきます!できる限り、子供や小学生、中学生にも分かるように解説していきたいと思います。
※一般人による説明なので、間違いがあるかもしれません。もし間違いがあった場合は丁重にお詫びさせていただきます。またコメントなどでご指摘していただくととても嬉しいです。
日本国憲法第71条を簡単に解説

内閣が総辞職しちゃうと、新しい内閣総理大臣が決まるまで内閣がいないことになるよね?
それは国にとって非常に困るから、新しい内閣総理大臣が決まるまで、総辞職する人たちで内閣やっててね!
このことを「職務執行内閣」っていうよ!
日本国憲法第71条の条文
第71条の条文は次の通りです。
第71条
前二条の場合には、内閣は、あらたに内閣総理大臣が任命されるまで引き続きその職務を行ふ。
第71条の解説
この第71条では次のポイントについて説明していきます。
- 職務執行内閣を規定している
内閣総理大臣が欠けるとは
第71条は、内閣が総辞職によって不在になる時は、新しい内閣総理大臣が決まるまでは既存の内閣が暫定的に職務を遂行出来ることを規定しています。
前二条とは日本国憲法第69条と第70条で、69条は内閣不信任決議による総辞職、70条は内閣総理大臣が欠けた時、および衆議院議員総選挙後の総辞職ですね。
確かに内閣が不在ということは行政が停止してしまうため、それは国にとっても非常に問題になりますよね。そうならないよう、例え総辞職したとしても新しい内閣総理大臣が決まるまでは職務を遂行するわけですね。
内閣総辞職から新しい内閣総理大臣が任命されるまでの間に行政の職務を行う内閣を「職務執行内閣」と言います。
最後に
いかがでしょうか。
第71条は内閣総辞職後の内閣の職務に関する条文でございました。
次回は日本国憲法第72条「内閣総理大臣の職務」について楽しく勉強し学び・子供にもわかりやすく解説します!
乞うご期待!

沖縄生まれ、沖縄育ちの純うちなーんちゅの30代男性会社員、二児の父です。
沖縄に関することや体験談、私や家族が気になったことなどをブログで発信しています。