【分かりやすく解説】日本国憲法第49条「議員の歳費」について勉強・解説します!
ようこそヒケナンブログへ♪
一部の方に好評?な、日本国憲法全103条を勉強していこうシリーズです!
今回は日本国憲法第49条「議員の歳費」について勉強・解説していきます!できる限り、子供や小学生、中学生にも分かるように解説していきたいと思います。
※一般人による説明なので、間違いがあるかもしれません。もし間違いがあった場合は丁重にお詫びさせていただきます。またコメントなどでご指摘していただくととても嬉しいです。
日本国憲法第49条を簡単に解説
衆議院議員と参議院議員は両方やっちゃダメだよ!例えば、衆議院議員なのに参議院議員になったら、衆議院議員は辞めることになるからね!
あと、国会議員と地方議員も両方やったらダメだよ!だけど総理大臣とか国務大臣とか、いくつか例外はあるからね!
日本国憲法第49条の条文
第49条の条文は次の通りです。
第49条
両議院の議員は、法律の定めるところにより、国庫から相当額の歳費を受ける。
第49条の解説
この第49条では次のポイントについて説明していきます。
- 国会議員の給料は法律に定められている
- 国会議員の年収は?
- 国会議員歳費2割削減のカラクリ
国会議員の給料は法律に定められている
第49条では、国会議員の歳費について規定されています。
当条文を根拠に「国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律」が定められており、そのなかで月額の給料や期末手当(ボーナス)の金額、そして各種手当について規定されています。
私たちにとっての給料と同じですね!国庫からなので、もちろん私たちの税金から支払われています。
国会議員の年収は?
ずばり、約4,200万円です!!
お菓子は食べれない程買えますよ笑
では、ざっと内訳を見てみましょう。
まず毎月もらう給料ですが、こちらは129万4000円となっています。また年二回のボーナスは合わせて約635万円となります。これだけで、年間2,188万円となります。
しかし、これだけではありません!!
ここから、各種手当があります。所属する政党や状況によって変動しますので詳細は割愛しますが、年間2,000万円程度別でもらえるそうです!
これらを合わせて、ざっと約4,200万円になります!
さてさて皆さん、この金額についてどのように思いますか?適切かどうか、今一度考えるべき問題だと私は思います。
国会議員歳費2割削減のカラクリ
さて、4月末ごろに新型コロナウイルスの感染拡大により、国会議員の歳費を2割削減する法案が可決成立し、5月から施行されています。
国民の皆様に大変な負担を強いてもらっている。我々国会議員も身を切らなければ納得されない
みたいな感じのことを話してましたが、実はこれはあくまでも歳費が2割削減なだけで、当然ボーナスも各種手当てもそのままです。そのため、実質は年収の7~8%前後の削減にしかならないのです。
国民の中には自粛のせいで、売上が90%以上も落ちたところもあるのですが…
ボーナスなし、各種手当を自主返納した上で歳費を2割削減するだけの身の切り方を見せてほしいものですね!
最後に
いかがでしょうか。
第49条は議員の歳費に関する条文でございました。
次回は日本国憲法第50条「国会議員の不逮捕特権」について楽しく勉強し学び・子供にもわかりやすく解説します!
乞うご期待!
沖縄生まれ、沖縄育ちの純うちなーんちゅの30代男性会社員、二児の父です。
沖縄に関することや体験談、私や家族が気になったことなどをブログで発信しています。