年収別の所得税シミュレーション!所得税はこんなにも支払われていた?!

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所得税比較
「はいさい。ぐすーよー。ちゅーうがなびら。」(こんにちは、皆さんご機嫌いかがですか?)
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皆さんは自分の所得税がいくらか把握していますか?

またはどのくらい掛かってるのだろうと気になった方はいませんか?

私も以前は自分が払っている所得税に関心がなかったのですが、資産形成や節税の勉強をしていく中で所得税の計算方法を調べましたので、今ではある程度は把握しています。

所得税の計算方法はこちら!

 

『計算するのは面倒だけど、ある程度自分の所得税がいくらか知りたい!』

『ざっと年収別にどのくらい所得税が発生しているのか?』

といった疑問にお答えすべく、年収別に所得税をシミュレーションします!

あくまでも概算となりますが、目安として参考にしていただければと思います!

※当記事で算出した所得税は2019年までの計算方法で試算しています。平成30年度税制改正によって、2020年以降から計算方法が変わります。

平成30年度税制改正による所得税の増税についてはこちら

年収別の所得税シミュレーション

シミュレーションのために、私たち家族をモデルケースとします。

モデルケース会社員と専業主婦の夫婦+子供二人(小学生、幼稚園生)の4人家族

まずは、各年収の所得税を一覧にしました。ざっとこの程度の金額が所得税として課せられることになります。

  • 年収300万円 33,400円
  • 年収400万円 62,600円
  • 年収500万円 95,100円
  • 年収600万円 157,700円
  • 年収700万円 249,700円
  • 年収800万円 369,700円
  • 年収900万円 519,700円
  • 年収1,000万円 669,700円

次に所得税の各種控除など内訳について確認しましょう!


年収300万円の場合

※通勤手当は月額5,000円、年間6万円、社会保険料は年間450,000円とします。

1.課税対象の総収入

2,940,000円
(3,000,000円-60,000円)
通勤手当は非課税のため差し引く

2.給与所得控除後の給与所得

給与所得 1,878,000円
(2,940,000円-1,062,000円)
給与所得控除 1,062,000円
(2,940,000円×30%+180,000円)

3.所得控除後の課税所得

課税所得 668,000円
(1,878,000円-1,210,000円)
所得控除 1,210,000円
(基礎控除:380,000円、配偶者控除:380,000円、社会保険料:450,000円の合計)

4.課税所得に対する税率

所得税 33,400円
(668,000円×5%)
税率 5%
(課税所得が195万円以下のため)

上記計算を経て、所得税は33,400円となります。


年収600万円の場合

※通勤手当は月額5,000円、年間6万円、社会保険料は年間750,000円とします。

1.課税対象の総収入

5,940,000円
(6,000,000円-60,000円)
通勤手当は非課税のため差し引く

2.給与所得控除後の給与所得

給与所得 4,212,000円
(5,940,000円-1,728,000円)
給与所得控除 1,728,000円
(5,940,000円×20%+540,000円)

3.所得控除後の課税所得

課税所得 2,552,000円
(4,212,000円-1,660,000円)
所得控除 1,660,000円
(基礎控除:380,000円、配偶者控除:380,000円、社会保険料:900,000円の合計)

4.課税所得に対する税率

所得税 255,200円
(2,552,000円×10%)
税率 10%
(課税所得が196万円以上330万円以下のため)

5.所得税からの控除

所得税 157,700円
(255,200円-97,500円)
控除 97,500円控除
(課税所得が196万円以上330万円以下のため)

上記計算を経て、所得税は157,700円となります。


年収1,000万円の場合

※通勤手当は月額5,000円、年間6万円、社会保険料は年間1,500,000円とします。

1.課税対象の総収入

9,940,000円
(10,000,000円-60,000円)
通勤手当は非課税のため差し引く

2.給与所得控除後の給与所得

給与所得 7,746,000円
(9,940,000円-2,194,000円)
給与所得控除 2,194、000円
(9,940,000円×10%+1,200,000円)

3.所得控除後の課税所得

課税所得 5,486,000円
(7,746,000円-2,260,000円)
所得控除 2,260,000円
(基礎控除:380,000円、配偶者控除:380,000円、社会保険料:1,500,000円の合計)

4.課税所得に対する税率

所得税 1,097,200円
(5,486,000円×20%)
税率 20%
(課税所得が331万円以上695万円以下のため)

5.所得税からの控除

所得税 669,700円
(1,097,200円-427,500円)
控除 427,500円控除
(課税所得が331万円以上695万円以下のため)

上記計算を経て、所得税は669,700円となります。


最後に

いかがでしょうか?

今回はあくまでも目安の所得税となりますが、意外と支払ってることが分かってもらえると思います!

もし、あまり税金に興味が無い方がご覧になった場合は、ぜひこの機会に税金について興味を持ってもらうと嬉しいです♪

この記事を書いた人:ヒケナン
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沖縄生まれ、沖縄育ちの純うちなーんちゅの30代男性会社員、二児の父です。
沖縄に関することや体験談、私や家族が気になったことなどをブログで発信しています。

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Posted by ヒケナン