【分かりやすく勉強】日本国憲法って何?意味や法律との違いなど
ようこそヒケナンブログへ♪
皆さんは憲法についてどのくらい理解していますか?
今政治の世界では憲法9条について改憲するかどうか様々な意見が飛び交っています。
しかし、憲法が全部で103条まであることはご存知でしたか?
9条以外にも私たちの生活に関わる大事な条文はたくさんあります。
そこで私は日本国憲法について全103条を今一度勉強し、回りの友人や知人、自分の子供や孫に分かりやすく説明し共に考えて行けるように、憲法シリーズとして勉強していきたいと思います。
この記事をご覧いただいてる皆さんには、日本国憲法について分かりやすく理解してもらえればいいなと思います。
※一般人による説明なので、間違いがあるかもしれません。もし間違いがあった場合は丁重にお詫びさせていただきます。またコメントなどでご指摘していただくととても嬉しいです。
今回の内容
- そもそも憲法って何?
- 憲法と法律の違いって?
- 憲法を変えるにはどうするの?
そもそも憲法って何?
憲法とは
憲法とは一言で言うと「その国の最高の決まり事(法律)」です。別の言い方で「最高法規」と言われています。
では、この決まりは誰が守らなければ行けないのでしょうか?
実は憲法にしっかり書かれています。
憲法99条
「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ」
私たち一般国民ではないのです!これは意外に知られてないことだと思います。
まとめると、次のようになります。
そのため、日本では憲法に反している法律や政令などは制定できません。
何のために憲法ってあるの?
憲法は、国の権力者に好き勝手されないために存在しています。
先ほど話した通り、憲法は国会議員なとの公務員が守るべき決まり事です。何をするにもこの憲法に違反しないようにしなければなりません。
では、もし憲法が無いとどうなるのでしょうか?
権力者たちは自分達の都合のいいように好き勝手しちゃう可能性が高いですよね?
そのため、憲法によって権力者たちを制限し国民のための国作りができるようにしているのです。
この考え方を「立憲君主制」と言います。
憲法と法律の違いって?
憲法と法律の違いは「守らなければいけない対象が違う」ということです。
憲法とは、天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員が守らなければいけない決り事です。
一方、法律とは日本国民が守らなければいけない決まり事です。日本国民なので、もちろん国会議員や公務員も含まれます。
法律は立法機関である国会、すなわち国会議員が決めます。しかし、その国会議員は憲法を守らなければいけません。
憲法がいかに大事なのかが分かりますよね!
憲法を変える(憲法改正)にはどうするの?
憲法を変えるためには、以下の手続きを行う必要があります。
- 憲法改正の案を発案し、審議する。
- 衆議院で改正案の賛成可否を問い、2/3以上の賛成を得る
- 参議院で改正案の賛成可否を問い、2/3以上の賛成を得る
- 国民投票で過半数以上の賛成を得る
このように、国会議員の2/3以上、国民の半分以上の賛成を得てようやく変えることが出来ます。
日本では現在の憲法が制定されてから70年以上経ちますが、憲法が変わったことは1回もありません。
外国では憲法は時代の流れに合わせて変わることは多々あります。スイスやメキシコでは100回以上も憲法を変えています。
現在、日本では第9条の改正について議論を重ねています。もしかしたら、第9条の改正が初の改正になるかもしれませんね!
最後に
いかがでしょうか。
今回はシリーズ初ということで憲法の基礎的な部分を説明していきました。
憲法について知らなかった部分もあったのではないでしょうか。
次回は前文について勉強していきたいと思います!
どうぞお付き合いくださいませ。
沖縄生まれ、沖縄育ちの純うちなーんちゅの30代男性会社員、二児の父です。
沖縄に関することや体験談、私や家族が気になったことなどをブログで発信しています。