【体験談】小学1年生の息子が新型コロナウイルスに感染しました。感染発覚の経緯から自宅療養解除までの流れや家庭内感染対策などご紹介します

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2021年8月現在、沖縄県では新型コロナウイルスの感染拡大が爆発的に進んでいますが、とうとう我が家でも小学1年生の息子がコロナに感染してしまいました。
幸い症状は軽く、様々な対策を講じたこともあり、無事に他の家族にも感染させることなく、自宅療養解除まで持っていけました。
今回は、私達が行った対策や沖縄県・保健所からの連絡事情など、コロナ発症から隔離解除までの流れと併せてご紹介します。
免責事項今回ご紹介する体験談は、あくまでも私達家族のケースであり一例に過ぎません。参考程度に当記事をご覧いただければ幸いです。
ご家族に新型コロナウイルスの感染者が出た場合は、原則お住まいの県の医療関係機関や保健所、そして病院の指示に従ってください。免責事項の詳細は当ブログのプライバシーポリシー「免責事項」をご参照ください。
発症から隔離解除までの流れ
それでは、息子のコロナ感染の発覚から隔離解除までの流れを下記の項目にまとめてご紹介いたします。
- 息子が38度の発熱
- 沖縄県のコールセンターに連絡
- 診療所で検査を受け感染が発覚
- 自宅療養による10日間の隔離生活が始まる
- 自宅療養期間2日目にパルスオキシメーターが届く
- 10日後に保健所から自宅療養解除(隔離解除)の連絡を受ける
息子が38度の発熱
とある日、息子が通う学童保育園から次のような連絡がありました。
「利用者の中に新型コロナウイルス陽性者が確認されました」
学童に通う利用者の中で新型コロナウイルスに感染した利用者が出たということです。
その連絡を受けた当日の夜から、私の息子も38度を超える発熱があり…

ということで、翌日病院で受診・検査することを決めました。

沖縄県のコールセンターに連絡
受診を決めたことはいいのですが、新型コロナウイルスに関する受診はすべての診療所では対応出来ないです。
そのため、沖縄県の新型コロナウイルスに関する相談窓口であるコールセンター(098-866-2129)に連絡しました。
このコールセンターは24時間対応なので、いつでも電話を掛けることができます。
参考URL:新型コロナウイルス感染症について(一般の方向け)/沖縄県

診療所で検査を受け感染が発覚
沖縄県のコールセンターで受診可能な診療所を確認した後、診療所へ行きました。
新型コロナウイルスに関する受診で診療所に行く前は、電話による連絡をする必要がありますので、お気をつけくださいね。

そして、抗原検査(鼻に綿棒をつっこむインフルエンザでよくやる検査)を受けたところ陽性が発覚しました。
参考URL:新型コロナウイルス感染症に関する検査について|厚生労働省

自宅療養による10日間の隔離生活が始まる
検査が陽性が発覚した後、10日間の自宅療養+隔離生活が始まりました。
自宅療養での過ごし方などの具体的な情報ですが、陽性が確認されてから二日後、沖縄県感染症対策課自宅療養グループ(以下健康管理センター)からスマホのショートメッセージがあり、そのメッセージの中の「新型コロナウイルス感染症自宅療養のしおり」というPDFファイルから確認しました。


また、このショートメッセージと併せて健康管理センターの看護師さんから電話による連絡もありました。
この初回聞き取りの時は症状や基礎疾患に関することを聞かれました。
さらに「ホテル療養」の話もありましたが、子供が小さいこともあり自宅療養を選択しました。

ただ、このしおりにもあるような「保健所が別途聞き取りを行った上で陽性者の発症日や濃厚接触者の決定」はありませんでした。
そもそも保健所から電話がなく『それだけ感染者が多く手が回らないのかな?』と感じました。
自宅療養期間2日目にパルスオキシメーターが届く
さて、自宅療養が始まりましたが2日目に沖縄県から「パルスオキシメーター」がレターパックプラス(赤色)で届きました。
中にはパルスオキシメーターと資料1枚、そして返品用のレターパックプラスが入ってました。
このパルスオキシメーターは血中の酸素飽和度を測定することが出来る機器です。
新型コロナウイルスによって急速に進む肺炎や呼吸不全は自覚症状が出にくく、本人が気付いたときには重症化していることが多いとのことです。
このパルスオキシメーターを使い、血中の酸素飽和度を図ることで重症化になる前に事前に察知することが出来ます。
このパルスオキシメーターを使って、頻繁に息子の酸素飽和度を計測しチェックしていました。

10日後に保健所から自宅療養解除(隔離解除)の連絡を受ける
発症した日を0日とし、そこから10日目に当たる日に保健所から連絡がありました。
その際に症状や私達の状況などを確認し問題がないと保健所が判断されたため、めでたく自宅療養解除のお達しが出ました。
保健所の判断次第では、延長して引き続き自宅療養となる場合もあるようです。
感染後の息子の症状
実際に新型コロナウイルスに感染した小学一年生の息子ですが、思った以上に症状は軽かったです!
病院に受診する前日は38度8分近い発熱はありましたが、感染が発覚して病院から熱冷まし等の薬をもらって服用した後からは、高くても37度後半ぐらいで、自宅療養後半は平熱で発熱することもなかったです。
また、だるさや咳、鼻水といった風邪のような症状もなかったです。
あと食欲がいつも以上にあり、妻が驚いていました。
病気中だと食欲は落ちるものですが、身体が治そうとしていたのか、いつも以上に食欲がありましたね。
子供は重症化にはなりづらいとは聞いていましたが、本当に症状が軽く済んだことは非常に有り難かったです。

我が家で行った感染対策
さて、息子が新型コロナウイルスに感染した我が家ですが、以下のような対策を行い、家庭内感染を防ぐことが出来ました。
- 家でもマスクを装着
- 息子と妻、私と娘で部屋を隔離
- 買い物はネットスーパーを利用
- お風呂は別々、息子は最後に入る
- 徹底的な除菌と換気
家でもマスクを装着
感染が発覚してからは、息子と妻はもちろん、娘と私も基本的には家でもマスクを装着していました。
食事の時やお風呂、寝るときは外しますが、基本的にはずっと装着するように心がけていました。
ただ、部屋に一人でいるときだけは外していました。

息子と妻、私と娘で部屋を隔離
息子とその看病をする妻は一人離れた部屋に隔離し、私と娘はリビングにいることにしました。
息子はリビングには来ず、食事もすべて隔離した部屋で食べていました。
妻は家事があるのでどうしてもリビングに来ることはありましたが、必要最小限にし、基本的には息子と同じ部屋で過ごしていました。
寝るときも同じで、息子と妻は隔離した部屋で、私と娘はリビングで寝ていました。

買い物はネットスーパーを利用
日々の買い物はすべてネットスーパーを利用して、家まで配達してもらいました。
私達家族は濃厚接触者と考えていたので、私が外に出て買うことも考えましたが、念の為控えるようにしました。
お風呂は別々、息子は最後に入る
お風呂も一人ひとり別々に入りました。
感染している息子は最後に入ることで、お風呂での感染を少しでも防ごうとしました。
徹底的な除菌と換気
手洗いうがいはもちろん、アルコール除菌による手や肘などの消毒を何度も行いました。
また、息子が触ったリモコンはゲーム機、電気のスイッチやトイレのドアノブもすべて逐一消毒し、とにかく徹底的に除菌をしました。
また、1日に数回ほど家中の換気を行いました。
換気をする際は、隔離部屋とそれ以外で別々に分けて換気をしました。
まだまだ気が抜けません
さて、無事に家庭内感染を防ぎつつ、息子の自宅療養期間を終えた私達ですが、実はまだまだ気が抜けません。
以下の点で注意が必要です!
- 息子は自宅療養解除後も1ヶ月は健康観察を行う
- 妻は息子の自宅療養解除後から2週間自粛期間
息子は自宅療養解除後も1ヶ月健康観察を行う
保健所の確認で無事自宅療養解除となった息子ですが、解除後も1ヶ月ほどは健康観察をしていく必要があるようです。
確かに治ったからといって安心はできませんのよね…
1度感染し治った方が、もう一回感染する人も最近は多いですしね。

妻は息子の自宅療養解除後から2週間自粛期間
妻は付きっきりで看病していたのもあり、息子の自宅療養解除後から2週間は自粛するように保健所から指示がありました。
やはり感染者と四六時中一緒だったので、保健所の判断は適切だと感じました。
ちなみに、一度息子の自宅療養期間中に発熱が少し見られたので、念の為PCR検査を受けましたが…陰性でした。
本当に良かったと思います!

最後に
いかがでしょうか。
今沖縄県では、全国的にも最上位に位置するほど新型コロナウイルスの感染爆発が起こっています。(2021年8月現在)
「自分に限ってそんなことは…」と思っていると、本当に危険です!
この記事をご覧になった皆さんは、『この記事が参考にならない(感染しない)』ことが一番だと思います。
万が一感染してしまっても、冷静になってこの記事などを参考に、無事に治ってくれることを祈ります。

沖縄生まれ、沖縄育ちの純うちなーんちゅの30代男性会社員、二児の父です。
沖縄に関することや体験談、私や家族が気になったことなどをブログで発信しています。