立ち会い出産体験談!概要や流れ、気を付けるポイントなどを教えます!
ようこそヒケナンブログへ♪
世の旦那様、お子さんの出産に立ち会ったことはありますか?
私は自分の二人の子供の出産に立ち会いしました!
特に初めての立ち会い出産のときはすべてが初めてで衝撃をうけました。今となってはいい思い出です笑
今回は私が立ち会い出産を体験して感じたことや、こうすれば良かったなどを皆さんにお伝えします!
立ち会い出産とは
概要
立ち会い出産とは出産する女性以外の人(家族)が陣痛の時から寄り添い、分娩室にも一緒に入って共に赤ちゃんの誕生を迎えることを言います。
帝王切開の場合は立ち会いは難しく、基本的には自然分娩の時に行われます。
一番多いのが旦那さんが立ち会うパターンです。
外国では立ち会い出産が当たり前のようですが、日本だと一昔前は旦那さんは分娩室の外のベンチで座りながらひたすら祈り、産声が聞こえた時に『生まれた!』と立ち上がってガッツポーズ!っていう感じでしたよね!(ドラマ的な感じで笑)
現在では日本でも立ち会い出産をする旦那さんは増えていますので、今後は立ち会い出産は当たり前になってきそうですね。
立ち合い出産を英語で言うと
さて、その立ち会い出産ですが英語で言うと何になるのでしょうか?
調べてみたのですが、立ち会い出産自体を表す単語は無さそうで、以下の英文がありました。
- attend a birthing
- attend delivery
- attend birth
- be present at a childbirth
- be present at the birth
deliveryという単語が分娩や出産を表す単語というのが意外でした!
立ち会い出産の割合
旦那が立ち会う割合
立ち会い出産の中で一番立ち会う人は旦那さんですが、実際の割合はどの程度なのでしょうか。
厚生労働科学研究費補助金研究の「母親が望む安全で満足な妊娠出産に関する全国調査」によると、2006年は39%だった割合が2011年では59%と半分以上の旦那さんが立ち会い出産をしています。
また、ゲンナイ製薬が2016年10月28日に発表した「出産に関する調査」では56.2%の旦那さんが立ち会い出産をしています。
年代別では20代で6割台、30代で5割台、40代では4割台と、若い世代の方が高い結果となっています。
旦那以外の立ち会い出産
それでは、夫以外では誰が立ち会うことが多いでしょうか?
良くあるのが奥さん方の母(実母)や、夫方の母(義母)ですね。また奥さん方のお姉さんや妹などの出産を経験している姉妹もあるようです。
親戚はあまり話は聞かないですね、いくら親戚だからと言っても出産はさすがにって感じでしょうか。
あと、奥さんの本音として実父(義父)や男の兄弟など、夫以外の異性の人の立ち会いは嫌という方は多いようです。
また、義母や義姉なども微妙という意見もあります。
まぁ確かに異性は微妙ですよね笑
孫の誕生に立ち会いたいというおじいちゃんは分娩室の外で待ちましょうね笑
ちなみに、私の奥さんは義母だけは絶対嫌だそうです。気を使ってしまうからだとか笑
子供は立ち会わすべきか
自分たちの子供を立ち会わすご家族もいらっしゃるようですね。
ただ、私個人としては特に中学生以下の子供だと、立ち会いは難しいかなと感じます。
出産自体、何時間かかるか分からないものですし、また出血などもありますので、中学生以下の子供には刺激が強いと思います。
高校生以上なら、本人と相談した上で立ち会いも良いかと思いますが、なかなか高校生以上で弟、妹が生まれるという機会は少なそうです笑
立ち会い出産のメリット・デメリット
ここでのメリット・デメリットは私が感じた事に加えて、その他の方の意見も加えています。
メリット
- 我が子の誕生に立ち会える
- 夫婦の絆が深まる
- 父親の自覚がより強くなる
- 出産でいっぱいの妻の支えになれる
- 出産の大変さを知り、妻をより大事に想える
私はこのメリットを全部感じましたが、特に「我が子の誕生に立ち会える」「出産の大変さを知り、妻をより大事に想える」というのが良かったなと感じています。
立ち会わないとわかりませんが、本当に出産は大変です。医療が発達した現代だからこそまだいいのですが、昔だと奥さんが命を落とすこともあったことを考えると『本当に頑張ってくれた、ありがとう』と心から思えます。
デメリット
- 出血や尿、便などグロテスクなこともある
- 妻を女性として見れなくなる
- 妻に暴言を言われ、嫌いになってしまう
私が感じたのは「出血や尿、便などグロテスクなこともある」です。
尿や便や事前に調べていたので特に気にならなかったのですが、血は苦手だったので、途中気分が悪くなってしまいました。
また、二人目の立ち会い出産の時には、血を見て気分が悪くなってしまい看護師の方に『お父さん大丈夫ですか?』と心配されてしまいました。今となっては笑い話ですけどね笑
立ち会い出産の流れ
私が実際に体験した流れとなりますが、以下の流れとなります。
- 臨月前
- 分娩室に入るまで
- 分娩室に入った後
- 出産後
1.臨月前
このときは特に何もしなかったのですが、立ち会い出産をすると妻と話はしていました。
職場には出産する際は休む気満々立ったので妊娠の話だけはしてましたね。
2.分娩室に入るまで
破水があったのですぐ病院に行きました。職場へは休みの連絡を入れ、陣痛が始まった妻と一緒に分娩室の前の控え室みたいなとこで待機しました。
陣痛の間隔が1分間隔になるまで待機のため、痛みに耐える妻をひたすらサポートしました。
また私の母や、妻の母と妹が駆け付けてくれました。
この時の妻は本当に辛そうで、見ててキツかったです。
腰を擦ったり、飲み物をあげたりととにかく妻のためになるなら何でもしました。
ただ、私の母や妻の母はこんなものだよと終始笑っていました…経験者は強いですね笑
妻の妹さんは妻の様子にビビってました笑
3.分娩室に入った後
陣痛の間隔が1分間隔になると、そのまま分娩室に入ります。
あとは赤ちゃんが生まれるまで妻のそばでひたすら無事を祈りながら妻の手を握っていました。
その間も飲み物をあげたりしてましたが、妻への声かけは助産婦さんがしてました。
あのラマーズ法の呼吸もするかなと少し期待してましたが、あんまりやってなかったです笑
4.出産後
無事赤ちゃんが生まれた後は出産の後処理をします。
ただ、赤ちゃんって生まれた直後は産声を上げないのですね。
私の勝手なイメージですが、生まれた瞬間泣くのかなと思っていたので、生まれてちょっとしてから泣いたのが意外でした。
そのあと我が子を妻の元へ見せたり、私に抱かせてもらいましたが、感動と妻への感謝の気持ちでいっぱいになりました。
出産の後処理は30分くらいかかったと思います。
直ぐには移動できないほど、妻はくたくたでした。
以上が私が体験した主な流れになります。記憶が薄れているところもありますが、だいたいこんな感じでした。
立ち合い出産の注意点
ここでは私が感じたことに加えて、インターネットの情報で調べたことも併せています。
1.立ち会いしてよいか妻の意思を確認・尊重する
『恥ずかしい』『必死な姿を見てほしくない』などを理由に、立ち会いを望まない奥さんも一定数いらっしゃいます。
意思を事前に確認してから立ち会いましょう!
2.立ち会いできるかは病院によって違う
これは後からわかったことですが、病院によっては立ち会い出産を全面禁止、または夫以外禁止と制限していることがあるそうです。
私は立ち会い出産はどこでも出来るだろうと二回とも一切確認せずに立ち会ってました笑(たまたま問題無かったからよかったですが…)
そのため立ち会い出産を希望する場合は制限がないか、事前の確認を行うことをおすすめします!
3.飲み物とストローの準備が大事
これは実際に妻から聞いたのですが陣痛中から出産までの間、もの凄く喉が渇くようです。
水かお茶で良いと思いますので、事前に準備することをおすすめします。
また、自分の手でボトル等を持つ余裕はないため、ストローもあると良いですよ!
4.出産中は血を見ます!
メリット・デメリットでも話しましたが、出産は出血がつきものです。私も見てて気分が悪くなりました。
血に耐性がない方は予め覚悟しててください。
ちなみに私が立ち会った一人目の出産時に『こんなに出血して大丈夫なのか?!』と思ってましたが、後から母子手帳を見ると出血の項目に「少量」とあり、あれだけ出血して少量なのか!!と衝撃を受けました笑
5.奥さんは出産でいっぱい!
出産時の妻は本当に大変です。普段見せないような一面を見せるときもあります。
ギャップに驚くこともあると思います。
最悪の場合は離婚にまで発展するケースもあります。
ただ、出産はそれほど過酷なのです!妻のためにも、夫は出来る限りのサポートをしてあげましょうね!
6.ビデオ撮影はいいけど邪魔しないで!
立ち会い出産時、ビデオ撮影をするご家族もいらっしゃいます。三脚を設置する本格的な方もいるようですが、先ずは病院に確認をとりましょう。
衛生面や設備面の関係上、撮影を禁止または制限している病院もあるようです。
また、撮影出来たとしても先生や助産婦などの邪魔にならないよう最大限の配慮をしましょうね!
最後に
いかがでしょうか?
家族の誕生は喜ばしいことですし、我が子の誕生に立ち会えるのは本当に素晴らしいことです!
インターネットの記事では「立ち会い出産 後悔」「立ち会い出産 離婚」といったネガティブなワードもあるようですが、私はそういったネガティブな事は一切感じませんでした。
また、最近だとサッカー日本代表の中島翔哉選手が夫人の出産に立ち会うために所属クラブがあるポルトガルから日本に帰国していますよね。
移籍したばかりで定位置を確保しているとは言い難い状況ではありますが
やっぱり出産は命がけ。産まれる前も産まれたあともずっと一緒にいるのが家族だと思う。しばらく離れる時期もあるけど、それがすごく嫌。サッカーのためというより、僕自身、家族が一番大事だし、どこを探してもそれより大切なことはない
という、とてもいい言葉を仰っています。
この記事をご覧いただいている旦那様は、家族の絆を深めるためにも、ぜひ立ち会い出産をおすすめしますよ♪
沖縄生まれ、沖縄育ちの純うちなーんちゅの30代男性会社員、二児の父です。
沖縄に関することや体験談、私や家族が気になったことなどをブログで発信しています。