【2019年版】~住宅ローン借入審査~ 沖縄で新築の家を建てたい・買いたい人必見!体験談教えます!

ようこそヒケナンブログへ♪
私たち家族(夫婦+子供二人)は、最近家を建てることが出来ました!
「家を建てるぞ!」と決意したあの日から、約2年の歳月が流れました。
家づくりは、初めてのことだらけで正直かなりしんどかった時期もありましたが、今思えば良い思い出です笑
私たち家族が体験したことを踏まえ、「沖縄で新築の家を建てたい・買いたい人」に向けて情報をシリーズ化してお届けいたします!
今回は「住宅ローン審査」です!

住宅ローンを組む流れ
皆さんは住宅ローンを組むときは大きく2つの工程があることをご存知でしょうか?
その工程はこちらです。
- 仮審査
- 本審査
金融機関によっては多少工程の増減はあるかもしれませんが、基本的にはこちらの2工程になります。
それぞれ次のような役割があります。
1.仮審査
仮審査は言わば「事前審査」です。
新築を建てる、建て売りを購入する、どちらにしてもいざ住宅ローンを組む際に審査に落ちてしまうと非常に困ります。
そのような事態を避けるために、事前に仮審査を行うことによって、ある程度住宅ローンを組むための基準を満たしているかを確認します。
また、この仮審査では融資可能な金額もある程度確認することができます。この金額が新築を建てる、建て売りを購入する大枠の予算となります。
2.本審査
本審査は実際に住宅ローンを組めるかどうかの最終審査になります。
基本的には仮審査を通過しているのであれば、本審査もほぼ通過する見込みが高いです。
しかし、あくまでも見込みが高いということなので、仮審査を通過しても本審査で落ちる可能性もゼロではありませんので注意が必要です。
住宅ローンの条件
住宅ローンを利用できる方には条件があります。
金融機関で条件は異なっていますが、おおむね「借入年齢・勤続年数・年収・団体信用保険加入可能」の4点が主な条件の項目となっていることが多いです。
ここでは、例として琉球銀行の条件を記載します。
- 借入時の年齢が満20歳以上65歳以下で、最終ご返済時に82歳未満の方。 (3大疾病+5つの慢性疾患保障付は借入時46歳未満の方のみ)
- 勤続3年以上で年収150万円以上の方。
- 団体信用生命保険に加入可能で、保証会社の保証が得られる方。
ここで特に皆さん気になるのは、勤続年数だと思います。
この勤続年数は「3年以上」という縛りが多いです。そのため、特に「転職直後」だと住宅ローンを組めないのでは?と考えてしまう方がいますが、実は転職してから3年未満でも住宅ローンを組める場合があります。
それは、この3年以上というのは「同一の業界や職種を3年以上」でも問題ないからです。実際に私の職場の元同僚がそのタイプでした。10年勤めた会社を退職し、同一の職種の別の会社に就職してから2年未満の勤続年数でしたが、住宅ローン審査を通過しました。
このように、たとえ転職した直後でも住宅ローンを組むことが可能なケースもありますので、転職直後でも相談してみることが大事です。
住宅ローン審査が通りやすい人・落ちやすい人
以下に該当する場合は審査が比較的通りやすいと言われています。
- 借金無し
- 信用情報に事故情報が記載されていない
- 申し込む金融機関である程度貯金がある
- 申し込む金融機関で定期預金を5年以上組んでいる
- 職業が医者や公務員、または大企業に勤めている
逆を言えば、上記に当てはまらない場合は住宅ローンを通しにくくなる可能性が高くなります。
該当する場合は、早めに解消していくことをおすすめしますよ!
住宅ローン仮審査
それでは、住宅ローンの仮審査についてもう少し詳細をお話しします。
基本的に仮審査のお申し込みは、金融機関の店頭で直接行うことががほとんどです。
最近だとインターネットから申し込むことも出来るようですが、必要書類は直接持参することが多いため、個人的にはあまりオススメはしません。
仮審査の店頭での手続きですが、1時間くらいで終わります。アポ無しでも大丈夫だと思いますが、前もって予約をしてからいくことをおすすめします。
仮審査では銀行のホームページ内に記載されている金利を元に審査されます。例として琉球銀行の場合は以下の金利になります。
- 3年固定金利 基準金利 年3.0%
- 5年固定金利 基準金利 年3.3%
- 10年固定金利 基準金利 年3.9%
- 変動金利 年2.925%
こんなにも金利が高いのか!?と思われるかもしれませんが、こちらはあくまでも仮審査用の金利です。本審査を通過し実際に融資をうける正式な金利はグッと低くなることが多いのでご安心下さい笑
仮審査は大体一週間程度掛かるようです。私たちの場合も一週間程度で連絡が来ました。

住宅ローン本審査
仮審査を通過したあとは、いよいよ本審査です。
仮審査を無事に通過していれば、ほぼ問題ありません。粛々と進めていくだけですが、仮審査と違い用意しなければならない書類が増えます。
例として契約者の健康診断書や、新築を建てる、建て売りを購入する際の見積りと、図面なども提出する必要があります。そのため新築を建てる場合には、もう家の設計が終わっていなければいけません。
本審査の店頭での手続きですが、こちらは2時間くらいは掛かります。時間を確保するなどある程度ゆとりを持って行いたいです。
この本審査で最終的な金利が決定します。融資される方の経済状況(年収や職種、勤続年数など)や建築、または購入する建物の材質など様々な要素に加え、金融機関独自の査定を含め決定されます。先述の通り、仮審査時の金利ではないのでご安心ください!
本審査は仮審査よりも審査に時間が掛かります。平均して約1ヶ月ぐらいだそうです。私たちの場合は1ヶ月半掛かりました。

住宅ローンと奨学金
住宅ローンを組むときの懸念点として、返済型の奨学金を利用している場合はどうなるか?
気になる方も多いのではないでしょうか。
結論からいうと奨学金を返済している途中でも住宅ローンを組める場合があります。
実際私は返済型の奨学金を利用しており現在も返済中ですが、無事に住宅ローンを組むことが出来ました。仮審査の時点で奨学金の返済状況を示すハガキも提示して、月々の返済やあと何年残っているのかを正確に伝えました。
この話はその際に聞いたのですが、あまり奨学金がネックになることは無いようです。利用者も多いですし、返済額もそこまで大きくなければ問題はなさそうです。

最後に
いかがでしょうか。
この記事をご覧いただいた方の中には『自分たちも住宅ローンを組めるかも!!』と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
いろいろとお話ししましたが、やはり最終的にはケースバイケースとなりますので、新築を建てる、建て売りの購入を検討している方は、ぜひ一度仮審査を受けることをお勧めします!

沖縄生まれ、沖縄育ちの純うちなーんちゅの30代男性会社員、二児の父です。
沖縄に関することや体験談、私や家族が気になったことなどをブログで発信しています。